無為の休日

久々にのんびりと連休を過ごす。
何をするでもなくぼんやりと音楽とか聴いて過ごす時間の贅沢なこと。まずは VOX ONE を立て続けに 5 曲ほど。聴く度に良さを再認識させられるわぁ。でもってコーラス続きで…


Cherubini「Requiem:Dies irae
Rutter「Requiem:Sanctus」
Mozart「Requiem:Communio」


とレクイエムを良いとこ取りで。Cherubini の Dies irae とかマジでカッコ良すぎ。でもモツレクの最終楽章がちょっと物足りない。この曲聴くたびに思うんだけど、こればっかりはどうしようもない。ちなみにジュスマイヤー版ね。


物足りないから続けてガッツリ盛り上がる曲をチョイス、木ノ下牧子作曲、合唱組曲「方舟」から「夏のおもいに」と「方舟」。録音もショボければ演奏ももう一歩という CD ながら超お気に入りの一枚。せめてもう少し録音がマシならば言うことはないんだけど、でも良いものは良いのだ。


音楽はもちろん生演奏が一番良い。生で聴くのが何よりの贅沢なのは言うまでもない。でもこうやってお気に入りの曲だけポンポンとお手軽に並べて聴き倒すことができるのも、ある意味とても贅沢な体験だと思う。


音楽の価値はもちろんその曲の中に宿っている訳だけれども、個々人にとっての音楽体験というのは、その曲への係り方、聴き方、その時々の精神状態とかとか、聴き手の側の環境要因によっても大きく左右されるんだよなぁ…そんなことを徒然と思う、とある冬の日の夜。