牧攻節はビギナーお断り…
が一応の建前だ。
ひぐらしのシナリオファイルに含まれている二つのテスト Tips の存在を自分の手で確認できないようなビギナーは、基本的に読者として想定していない。問い合わせを受ければ回答することもあるが、自助努力をしない教えて君は相手にしない方針だ。
さて、NScripter によるノベルゲームの開発では、まずはシナリオのテキストがあがらないことには、スクリプト部分のコーディングが始められない。当たり前だ。前行程のテキストの作成スピードが、後行程のスクリプトのコーディングよりも遅ければ、コーディング担当は頻繁に「手空き」の状態になるし、テキスト担当に「さっさと次のテキストをよこせ」とせっつくことになる。
つまりは製作日記に見られる竜騎士07氏と八咫桜氏の関係になるわけだ。
別に竜騎士07氏が遅筆だというわけじゃないだろう。負荷が一箇所に集中すれば、そこがボトルネックになるのはシステムデザインの常識だ。本来なら、開発スパンを長くとるというのが根本的な解決策なのだが………そうもいかないというケースなら、リソースの配分を工夫するしかあるまい。
例えば、コーディング行程とテキストのデバッグ行程…誤字・脱字・ロジックエラーの訂正…をパラレルに配すれば、すくなくとも製品出荷時のエラー率は飛躍的に低減できるんじゃまいかと思うのだが。一元的なトラッキングリストの管理さえ出来れば、分散処理が可能なところだ。
まぁしかし、修正パッチの段階でも、あんなおざなりな修正しかしてないわけだから…
そもそも誤字・脱字率を減らそうという気もあまりないんだろうな
07th-expantion の面々は。
私としても別に不満はない、価格相応のクオリティだ。