玉枝撲殺事件の論点

昭和57年、北条玉枝撲殺事件。犯人はもちろん、ヤク中だ。犯人しか知りえない事実を彼が知っていた以上、議論の余地などありはしない。


しかし、それでもヤク中以外が犯人という線を疑うというのならば…


誰が犯人なのか?
それを論ずる前に、片付けなければならない論点がある。


ヤク中を犯人にしたてることが出来たのは誰か?
ヤク中を犯人にしたてる動機をもっていたのは誰か?


結論から述べよう。
それが可能であり、動機ももっていたのはお魎だ。