牧歌的攻略節

特にニューギニアの事例がね…

検索語「辻正信」で此処へ飛んでくる人はともかく… 「人肉食」で飛んでくるのはいかがなものか… ざっと調べてみた限り、ググって引っ掛かる人肉食がらみの情報は、辻正信関連と父島事件関連がほとんどなのね…。しかも後者については、秦郁彦の著作からの孫引…

記事内容訂正

ここのところ書き連ねている牧歌的攻略節の内容に関しては、フィクションではない史実を扱うものなので、なるべく正確であるよう務めている。しかしながら、素人ゆえの浅学、また手元の貧弱な資料の他には、過去に読んだり聞いたりした話の記憶やGoogle先生…

利用される大虐殺

「ハラブジャ事件」と言ってもピンとこないという向きが多いかもしれない。だがおそらくあなたは、この事件のことを耳にしたことがあると思う。サダム・フセイン体制下のイラク軍がクルド人の村に対して毒ガスを用いて、非戦闘員を大量虐殺した事件、ガスが…

アメリカは忘れない

そして今年も、TVでは広島の悲劇を語り継ぐ特番が目白押しだった。身に受けた痛みは忘れがたい。中国人は南京大虐殺を語り継ぐだろうし、フィリピンでは「バターンの日」は国民の休日だ。*1 不思議なのは米国で、一方で「真珠湾とバターンを忘れない」などと…

辻政信の戦後

1951年に調印されたサンフランシスコ平和条約により、日本は米国による占領を終え、主権国家としての地位を認められることとなった。この調印式の席上で、トルーマンは「アメリカは真珠湾とバターンを忘れない」と述べたという。米国にとって「バターン死の…

石井四郎等の戦後

731部隊で人体実験を含む細菌戦の研究が行われていたことは、さほど厳密に秘匿されていたわけではない。創設者である石井自身が、陸軍の軍医学校で人体実験の映写フィルムを流しながら、731部隊の研究者を募るために熱弁を振るっていたのだから、その筋では…

マッカーサーの戦後

日本軍の戦争犯罪は、もちろん戦後に裁かれた。 しかし全ての戦争犯罪が、徹底的に裁かれたとは言えない部分もあるようだ。 先日の朝まで生テレビでもすこしだけ語られた731部隊の事例、関係者が生体実験のデータと引き換えに訴追を免れたというのは有名な話…

「捕虜喫食」は何故、発覚したのか?

昨日挙げた秦郁彦の著作でも取り上げられてる「父島人肉事件」。*1 酒宴の「つまみ」が足りなかったので捕虜を殺して食った という聞くもおぞましき事件だ。 殺され、調理され、喰われた米兵捕虜は8名。 訴追を受けた元日本軍将兵は27名(「29名」の記述もあ…

あのパネラー陣は冒険だったろう…

いや、昨日の朝まで生テレビの話。 パネラーの半分が準レギュラーと化した最近の朝生には飽き飽きしてたんで、久々に良い構成だとおもたよ。数字は取れないだろうがな。 パネラーのほとんどが素人さんという構成を切り盛りするのは大変だったろうが、まずは…